機械式腕時計のデメリット

美しいが衝撃や振動に弱い

機械式時計のメリットは、複雑で精緻な構造を持っていることです。美しいムーブメントなどのデザインは、見る人を引き付けてやみません。この魅力はメリットになる一方で、デメリットにもなります。複雑で精緻な構造を持っているからこそ、機械式時計は衝撃や振動に弱いです。機械式時計の心臓部に使用されているテンプという部品は、磁気と衝撃に弱いという特徴があります。このことから強い衝撃や磁気のそばにあると、時計がくるってしまう可能性があります。くるってしまった際には、複雑であるからこそ修理代も高くなってしまい、これもデメリットです。しかし、近年は技術が向上しており、ケースの強度を上げたり、部品の素材を工夫したりして衝撃や磁気に強い機械式時計も誕生しています。

ぜんまいを巻く味わいがあるが正確性が劣り駆動も短い

機械式時計の大きな魅力は、ぜんまいが動力となっているということです。日々ぜんまいをまいたり、腕に身につけることによって動力を確保していく仕組みなので、自分で磨いていく魅力があり、これが大きなメリットとなって購入する人も多くいます。この魅力も、時刻の正確性がクォーツ式に比べて劣り、駆動時間が短いというデメリットになりえます。機械式時計は、一日に20秒ほどずれてしまう可能性があり、時間に厳格な仕事をしている場合はデメリットでしょう。また、ぜんまいをまくことが動力となるので、ぜんまいをまかずにいると数日で時計が止まってしまいます。自動巻き式の場合は、事務仕事など動きが少ない仕事をしている場合には自然と止まってしまうかもしれません。